
大岳は小浜島にある標高99mの山です。隣には西大岳があり、それぞれ頂上までと山の入り口を結ぶ林道があります。
大岳エリアをコーラルビーチ側に抜け、牧場のそばの道を進んだ先を右手に曲がると、コーキ原のガジュマル群落に辿り着きます。
どちらも森林性の野鳥が生息していて、夏はリュウキュウアカショウビンやリュウキュウサンコウチョウ、大岳エリアではたまにリュウキュウキビタキが留鳥として見られます。
冬になると、サシバやカンムリワシ。渡りの時期には、他の猛禽類を観察できる事もあります。
コーキ原のガジュマル群落



リュウキュウアカショウビンやリュウキュウサンコウチョウが見られるコーキ原のガジュマル群落ですが、移動範囲が整備された階段地帯のみなので、観察難易度は高めでした。
大岳

大岳は頂上に行くまでに急な階段があります。
その脇の林にリュウキュウサンコウチョウやリュウキュウアカショウビン、キンバトやズグロミゾゴイなどが見られる事があります。
どちらかというと西大岳エリアの方がオススメです。
西大岳

西大岳の林道でも、リュウキュウアカショウビンの気配がありました。

西大岳へ向かう為の林道では、集落側から入ってすぐの緩やかなカーブあたりや西大岳の入り口を過ぎて少し行ったところの2地点にリュウキュウアカショウビンやリュウキュウサンコウチョウ、リュウキュウキビタキが見られ、稀にキンバトも見られました。
時期は4月30日〜5月12日くらいの比較的天気が良い日が狙い目です。
林の際まで来てくれる事も稀にあるので、オスの縄張り争いやメスへの求愛時期など、繁殖行動が活発だと思われる上記の時期のチャンスが多かったと感じました。
野鳥リスト
留鳥
- リュウキュウメジロ
- イシガキヒヨドリ
- オサハシブトガラス
- リュウキュウキビタキ
- キンバト
- リュウキュウキジバト
- チュウダイズアカアオバト
- インドクジャク
- リュウキュウサンショウクイ
- リュウキュウアオバズク
- リュウキュウコノハズク
- リュウキュウツミ
- ズグロミゾゴイ
- リュウキュウツバメ