細崎集落は、1910年頃に沖縄本島からの移住者たちが作った海人(うみんちゅ)の集落です。
集落内には海人公園があり、近くの海には軍艦岩と呼ばれる岩場が浮かびます。
見られる野鳥の種類は多くありませんが、夏には軍艦岩にエリグロアジサシが飛来し、小浜島では細崎集落が1番近くで観察できる場所でした。
集落内
細崎集落にある茂みや庭木には、冬にムクドリやカラムクドリ、ギンムクドリやチョウセンウグイスなどが見られます。
海人公園
海人公園の芝生には、冬にハクセキレイやキセキレイが見られ、海辺にはイソシギが見られます。
夏はエリグロアジサシが海上を飛んでいるのを観察できます。
軍艦岩
軍艦岩付近には、夏にエリグロアジサシが飛来します。
飛来初期には軍艦岩で休んでいる事もありますが、繁殖が始まると奥にある岩場をメインに行動していました。
電柱地帯
電柱地帯には、冬にムクドリやカラムクドリ、ギンムクドリが見られます。
また海から飛んできたミサゴなども見かけました。
近くの農耕地ではムラサキサギなども見られました。