ムラサキサギ

ムラサキサギは、ペリカン目サギ科の鳥類で、八重山諸島を代表する鳥さんの1種です。

本州などでよく見られるアオサギの仲間で、アオサギのいない地域では、アオサギのような生活スタイルで過ごしています。

ムラサキサギの画像

木の上にとまるムラサキサギ
木の上にもとまるムラサキサギ
暗い早朝の池に現れたムラサキサギ
早朝に狩場で行動しがちなムラサキサギ
日の出前の浜辺に佇むムラサキサギ
浜辺にもやってくるムラサキサギ(早朝)

ムラサキサギの鳴き声

普段はあまり鳴かないムラサキサギは、飛び立つ時や地上に降りる時に「ギイ」や「グワワワア」と鳴きます。

沖縄「小浜島」でのムラサキサギ

ムラサキサギの顔のアップ

小浜島のムラサキサギは、島の開けた環境で会えます。
農耕地や池、浜辺、牧場、湿地などに生息し、数日おきに会える感じです。

この事から、小浜島のムラサキサギの個体数はそこまで多くなく、何羽かが何ヶ所かの採食場を行き来しているように思えます。

湿地や浜辺、池で見かけるムラサキサギは、警戒心が強く、少しだけ距離が離れている程度では、すぐに飛び去ってしまいます。
ですが、農耕地で見られるムラサキサギは、すぐには飛び立たず、歩いて距離をとると狩りを始めてくれます。

この差が個体差なのか、活動する場所によるのか…詳しいことはわかっていませんが、今まで出会ったムラサキサギの様子から考えると、警戒心は少し強めの鳥さんと言えます。

ムラサキサギの不思議な行動

おかしな行動をするムラサキサギ

小浜島で出会ったムラサキサギの中に、翼を広げて覗き込む子がいました。

何をしているのか?
こちらを警戒されて、はっきりと分かりませんでしたが…

仮説としては、自分の羽についた虫などをとろうとしていた?
翼で影を作って、そこに集まる昆虫を食べようとしていた?
と、狩りや羽繕いの方向で、このムラサキサギの不思議な行動を理解しようとしてみましたが…

皆さんはどう思われますか?

会える時期

小浜島でのムラサキサギの観察記録
4月5月6月7月8月9月
10月11月12月1月2月3月
◎:ほぼ毎日会える|○:数日おきに会える|△:数回しか会えない|ー:会えない|ペア:つがいで確認|若:若鳥確認|雛:雛確認|抱:抱卵確認|鳴:声はするけど姿は見えず(1人での調査記録となります。空欄項目は未調査期間。随時更新予定です。)

ムラサキサギの図鑑情報

図鑑情報
種名ムラサキサギ
全長全長79cm/850〜1,100g
英名Purple Heron
分類ペリカン目/サギ科/アオサギ属
学名Ardea purpurea
漢字紫鷺
時期八重山諸島で留鳥
分布世界分布は、アフリカ大陸、ユーラシア大陸、インドネシア西部、シンガポール、スリランカ、日本、マダガスカル。
夏季にユーラシア大陸西部、中華人民共和国北東部などで繁殖。
冬季になるとアフリカ大陸などへ南下し越冬する。ユーラシア大陸南部、マダガスカルなどでは留鳥。
春・秋の渡りの時期に、主に西日本で見られることがある。
環境水田、湿地、河川、マングローブ林、池、海岸など
行動アオサギに似た活動をするが、ムラサキサギの方が活発に動き、狩りをする。
1羽で行動していることが多く、危険を感じると飛び去ったり、木の上にとまったりする。
両生類、爬虫類、小型哺乳類などを主にとる。

単独または集団コロニーで繁殖し、水辺や湿地のアシ原や地上にヨシなどを積み上げた塚状の巣を作る。2〜5個の卵を産み、抱卵期間は24-30日。育雛は雌雄共同で行い、雛は孵化してから45-55日で巣立つ。

ムラサキサギの動画

小浜島の行き方
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