オオメダイチドリ

オオメダイチドリは、旅鳥として飛来するチドリ目チドリ科の鳥類です。

カニ類を好んで食べる為、カニがたくさん生息している場所に、よく飛来します。

顔に対して、くちばしがかなり大きく見えるのが特徴です。

オオメダイチドリの画像

オオメダイチドリの冬羽の画像
オオメダイチドリの冬羽。
オオメダイチドリの夏羽の生えかけ
夏羽に移行中のオオメダイチドリ。
オオメダイチドリとメダイチドリを見比べた画像
上:オオメダイチドリ(全長24cm)と下:メダイチドリ(全長20cm)
オオメダイチドリとシロチドリを見比べた画像
上:オオメダイチドリ(全長24cm)と下:シロチドリ(全長17cm)
くちばしの印象
  • オオメダイチドリ:長くて太い
  • メダイチドリ:太くて短い
  • シロチドリ:細くて長い

それぞれを比べてというよりかは、1種だけを見た時の印象です。

キアシシギの後ろにいるオオメダイチドリ
奥:オオメダイチドリ(全長24cm)と前:キアシシギ(全長25cm) 距離感や遠近感でいくらでも大きさの印象が変わる為、フィールドでは数値が逆に混乱を招く事もあります

オオメダイチドリの鳴き声

オオメダイチドリは、「クリリ」「プリリ」とメダイチドリに似たやや低い声で鳴きます。

※小さく聞こえるクリリやプリリがオオメダイチドリの鳴き声です。
途中大きく聞こえる鳴き声はイシガキヒヨドリの鳴き声です。

沖縄「小浜島」でのオオメダイチドリ

カニを捕まえたオオメダイチドリ

オオメダイチドリは、小浜島ではチドリ類の中で普通に見られる1種です。

オオメダイチドリはカニが大好きです。
小浜島の海岸にはミナミコメツキガニを含め、多くのカニが活動しているので、カニを捕食しに飛来してきていると思われます。

ですが、繁殖はしていないようで、小浜島のオオメダイチドリはいずれも夏羽の姿をしていませんでした。

飛来ピークは9月〜10月で11月以降数を減らし、2月になると数が激減して、ほとんど会えなくなっていました。それでも小浜港の防波堤で休むシロチドリの群れの中にオオメダイチドリが数羽いたりして…ほんの少数が越冬していると思われます。

会える時期

小浜島でのオオメダイチドリの観察記録
4月5月6月7月8月9月
10月11月12月1月2月3月
◎:ほぼ毎日会える|○:数日おきに会える|△:数回しか会えない|ー:会えない|ペア:つがいで確認|若:若鳥確認|雛:雛確認|抱:抱卵確認|鳴:声はするけど姿は見えず(1人での調査記録となります。空欄項目は未調査期間。随時更新予定です。)

オオメダイチドリの図鑑情報

図鑑情報
種名オオメダイチドリ
サイズ/体重全長約22〜25cm(翼開長53〜60cm)/約86g
英名Greater Sand Plover
分類チドリ目/チドリ科/チドリ属
学名Charadrius leschenaultii
漢字大目大千鳥
時期旅鳥。
南西諸島では少数が越冬。
分布トルコから中央アジアにかけての半乾燥地帯で繁殖し、アフリカ東部、インド、東南アジア、オーストラリア、ニュージーランドで越冬。
北日本や日本海側には記録が少なく、南西諸島では多く見られる。
環境海岸の砂浜、干潟、河口など
行動まれに渡来し、1羽でいる事が多い。(南西諸島では群れでいることが多い。)
潮の干満に影響されて生活する。潮が引くと採食を始め、満ちてくると休息に入る。休息時は足を折り、体を地面に密着させる事がある。
干潟でチゴガニ、コメツキガニなどを食べる。
日本で観察された個体の大部分はカニを食べていて、カニのいないところでの観察例はあまりない。
鳴き声を聞く機会は少ない。

オオメダイチドリの動画

小浜島の行き方
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