
この記事では、小浜島でよく会える野鳥を36種まとめています!
小浜島の基本種にはどんな子がいるのか確認して、小浜島探鳥に役立ててもらえると幸いです。
ー留鳥19種ーーー
- スズメ
- オサハシブトガラス
- インドハッカ
- カルガモ
- アマサギ
- コサギ
- チュウサギ
- ムラサキサギ
- クロサギ
- シロハラクイナ
- セッカ
- リュウキュウツバメ
- チュウダイズアカアオバト
- リュウキュウキジバト
- イソヒヨドリ
- イシガキヒヨドリ
- シロガシラ
- リュウキュウメジロ
- インドクジャク
ー渡り鳥17種ーーー
- チュウシャクシギ(6〜8月以外)
- アオアシシギ(5〜7月以外)
- イソシギ(6〜7月以外)
- シロチドリ(5〜7月以外)
- ツバメ(6〜7月以外)
- リュウキュウアカショウビン(4〜10月)
- エリグロアジサシ(5月下旬〜9月)
- ムナグロ(6〜7月以外)
- キセキレイ(6〜7月以外)
- ツメナガセキレイ(6〜8月以外)
- シマアカモズ(秋〜春)
- チョウセンウグイス(秋〜春)
- ノゴマ(1月〜4月中旬頃)
- ムクドリ(秋〜春)
- カラムクドリ(秋〜春)
- サシバ(秋〜春)
- カンムリワシ(秋〜春)
目次
- 1 小浜島でよく会える野鳥一覧
- 2 小浜島でよく会える渡り鳥たち
- 2.1 チュウシャクシギ(6〜8月以外)
- 2.2 アオアシシギ(5〜7月以外)
- 2.3 イソシギ(6〜7月以外)
- 2.4 シロチドリ(5〜7月以外)
- 2.5 ツバメ(6〜7月以外)
- 2.6 リュウキュウアカショウビン(4〜10月)
- 2.7 エリグロアジサシ(5月下旬〜9月)
- 2.8 ムナグロ(6〜7月以外)
- 2.9 キセキレイ(6〜7月以外)
- 2.10 ツメナガセキレイ(6〜8月以外)
- 2.11 シマアカモズ(秋〜春)
- 2.12 チョウセンウグイス(秋〜春)
- 2.13 ノゴマ(1月〜4月中旬頃)
- 2.14 ムクドリ(秋〜春)
- 2.15 カラムクドリ(秋〜春)
- 2.16 チョウゲンボウ(秋〜春)
- 2.17 サシバ(秋〜春)
- 2.18 カンムリワシ(秋〜春)
- 3 以上、小浜島でよく会える野鳥36種
小浜島でよく会える野鳥一覧
スズメ

小浜島にもスズメはいて、農耕地や港、集落や電柱で、よく会えます。
ただ小浜島の人口が少ない為か、数はそこそこに落ち着いている印象です。
オサハシブトガラス

とにかく数が多い。
小浜島の至る所で見かけます。特にホテル周辺や牧場にたくさんいます。
本州のハシブトガラスに比べると、一回り小さいとされています。
ただオサハシブトガラスの個体間でも大きさの違いがあるようで、やたらと大きい子がいたり、確かに小さいと感じる個体がいたりします。
インドハッカ

数は少ないですが、港の前の電柱によくいるので、会える機会が多いと思います。
2023年はほとんど観察されませんでしたが、2024年から少数が見られるようになりました。
今後はどうなのかはわかりません。
カルガモ

よくどこかへ飛んでいく姿を見かけます。
畑に現れて、食べ物を探している姿もよく見かけます。
小浜島でも雛が確認できたので、繁殖はしているようですが…雛連れの姿はほぼ見せてくれません。
アマサギ

放牧されている牛に群がっています。
繁殖期になると、小浜島からは少なくなりますが、繁殖をしない若鳥あたりが少数残っていて、やっぱり牛の近くにいます。
コサギ

つんつくビーチの干潮時や石長田海岸の湿地帯でよく会えます。
特に石長田海岸の湿地帯には、時期になるとコサギ、チュウシャクシギ、クロツラヘラサギの順番で遭遇頻度が高い印象でした。
チュウサギ

チュウサギも牛の近くにいますが、アマサギほど群れてはいません。
アマサギと一緒にいる事もあれば、単独でいる事も多いです。
ムラサキサギ

畑や池、たまに海岸で会えます。
飛んでいる姿もよく見かけます。
クロサギ

ビーチに行くと会えます。
はいむるぶし近くのつんつくビーチや港から伸びるトゥマールビーチがオススメです。
黒い個体も白い個体もよく会えますが、どちらかと言うと白い個体の方が多いです。
シロハラクイナ

普段は草むらに隠れていますが、早朝や夕方など人気が少なくなると車道に出てきます。
セッカ

小浜島の畑やシュガーロードにたくさんいます。
小浜島はセッカかカラスの島と言えるくらいの存在感です。
リュウキュウツバメ

少数が繁殖もしていて、牧場や港で見かけます。
ツバメと違って、少し隠れた場所に巣を作るので、リュウキュウツバメの巣を見た事がないです。
チュウダイズアカアオバト

繁殖期真っ只中になると、会える頻度が下がりますが、電線にもよくとまっていて会いやすい鳥さんです。へたっぴな笛の音と称される鳴き声が特徴的です。
【チュウダイズアカアオバトの個別解説ページはこちらをタップ!】
リュウキュウキジバト

よく会えます。会おうとしなくても。
イソヒヨドリ

人の生活圏周辺でよく会えます。
港、集落、ホテル…6〜8月以外はよくさえずっている印象です。
イシガキヒヨドリ

よく会えます。会おうとしなくても。
シロガシラ

畑周辺の電線によくとまっています。
リュウキュウメジロ

よく会えます。会おうとしなくても。
インドクジャク

よく会えます。会おうとしなくても。
白いクジャクも毎年のように白い雛が生まれているので、それなりに数が増えています。
小浜島でよく会える渡り鳥たち
チュウシャクシギ(6〜8月以外)

マングローブ林が広がる石長田海岸一帯で、よく見られます。
海側じゃない林側のオキナワアナジャコやシオマネキ達の巣で、土がデコボコした場所にもよくいます。
チュウシャクシギほどではないですが、クロツラヘラサギもそれなりによく会えるのもポイントです!!
アオアシシギ(5〜7月以外)

干潮時のつんつくビーチや石長田海岸のマングローブ林でよく会えます。
イソシギ(6〜7月以外)

干潮時のビーチや石長田海岸のマングローブ林、細崎の港でよく会えます。
開けたところで活動しているので、見つけやすい鳥さんです。
シロチドリ(5〜7月以外)

つんつくビーチやトゥマールビーチによくいます。
満潮時は小浜港の船着場奥にある防波堤に群れで休んでいるのが、よく観察できます。
他にもメダイチドリやオオメダイチドリもよく会えますが、判別が難しいので、ここでは名前だけ紹介しておきます。
ツバメ(6〜7月以外)

繁殖期以外は、すぐに小浜島に滞在するようになり、ツバメの数がグッと増えたように感じます。
ちゃんと確認すると、リュウキュウツバメじゃなくてツバメな事が多いです。
リュウキュウアカショウビン(4〜10月)

鳴き声だけは早朝に毎日聞けます。
少し意識していると、野鳥に興味がない人も1ヶ月に数回は会えるくらいには個体数が多いです。
時期が遅くなればなるほど、存在感がなくなってきます。
【リュウキュウアカショウビンの個別解説ページはこちらをタップ!】
エリグロアジサシ(5月下旬〜9月)

小浜島では、軍艦岩の奥の岩場で繁殖しています。
行けばいつでも会えますが…ちょっと遠いです。
石垣島ー小浜島の航路にある航路標識にもとまっています。
ムナグロ(6〜7月以外)

つんつくビーチやトゥマールビーチ、牧場の放牧地で群れで会えます。
キセキレイ(6〜7月以外)

小浜島の開けた環境のどこでもで会えます。
本州のハクセキレイのような立ち位置です。
ツメナガセキレイ(6〜8月以外)

サトウキビ畑に隠れながら行動していたり、牧場の放牧地に群れでいたりします。
危険を感じると、群れで飛び立ち、鳴きながらどこかへ飛んでいく光景が見られます。
シマアカモズ(秋〜春)

季節になれば、畑周辺にいつもいます。
チョウセンウグイス(秋〜春)

鳴き声だけはよく聞こえます。姿は探してもなかなか会えませんが、存在はわかるので一応紹介。
ノゴマ(1月〜4月中旬頃)

渡来初期は、チョウセンウグイスと同じように鳴き声だけはよく聞こえますが、姿は薮の中…
渡去前は、目立つ場所でさえずる事もあるので、写真撮影は4月が狙い目だと感じました。
越冬個体の数は多いとされていますが、鳴き声がしないと存在感がまるでありません。
ムクドリ(秋〜春)

カラムクドリと共に、早朝に電線で群れています。
昼間の出会いは少なめですが、牧場付近でよく会えます。
カラムクドリ(秋〜春)

ムクドリと共に、早朝の電線で群れています。
ムクドリ、カラムクドリほどではありませんが、ホシムクドリもよく電線に群れていました。
牧場や電線付近の茂みなど…高いところや樹上で見かける事が多かったです。
チョウゲンボウ(秋〜春)

畑周辺の電線や電柱によくとまってます。ホバリングしている様子もよく観察できます。
サシバ(秋〜春)

大岳周辺やゴルフ場、少し茂った林などで会えるようになります。
探せば、何度かは会えるくらいの頻度です。
カンムリワシ(秋〜春)

決まった場所にいる事が多く、会える機会はサシバより多いです。
以上、小浜島でよく会える野鳥36種
以上が、小浜島でよく会える野鳥36種でした。
留鳥か渡り鳥か、よく会えるか会えないか…
条件を考慮しながら、鳥さんを選んでいたら当初予定していた22種から36種にまで増えました。
小浜島は、頑張れば歩いて島を1周できるので、のんびり自分のペースで探鳥したい人にはオススメの島になっています!
この記事と当サイトが、小浜島探鳥ライフの役に立てれば幸いです!
ご覧いただき、ありがとうございました!