リュウキュウツバメ

リュウキュウツバメは、ツバメとは別種に分類されているスズメ目ツバメ科の鳥類です。

奄美大島以南に局地的に分布していて、生息地では留鳥として1年中見られます。

ツバメとの違いは、下から見ると尾羽の裏側にウロコ模様が見られる点、ツバメよりも尾羽が短い点などが挙げられます。

リュウキュウツバメの画像

電線にとまるリュウキュウツバメの画像
リュウキュウツバメは雌雄同色。ツバメと比べると首の周りの黒い羽がなく、スッキリとした印象。下尾筒がウロコ模様になっているのも特徴です
電線にとまるリュウキュウツバメの親鳥と巣立ち雛の画像
手前:巣立ち雛、真ん中:親鳥。ツバメと同様、雛はくちばしの端が黄色いです
泥を集めるリュウキュウツバメの画像
2月29日撮影。もう巣材集めをしていました

リュウキュウツバメの鳴き声

リュウキュウツバメは、繁殖期にオスが「キューイ キューイ」「キュキュキュキュキュキュィ」とさえずります。

ツバメほど長くは続けず、1節は短いです。

地鳴きは「ジュジュジュ」「キュィ」「キューイ」と鳴きます。

沖縄「小浜島」でのリュウキュウツバメ

巣立ち雛に給餌するリュウキュウツバメの親鳥の画像

小浜島のリュウキュウツバメは、留鳥として1年中生息しています。

主な観察場所は牛小屋や周辺の畑、港やホテル周辺、集落周辺など人の生活圏に近い場所です。

生息数はあまり多くないのか、電線などにとまっている姿は観察できる事はできるけど、本州のツバメほどではない印象です。

小浜島にはツバメも飛来する為、両種が入り混じっている際は、どちらかを判別するのが難しいです。(ツバメは多くの時間を飛んで過ごしている為、しっかりと姿を確認するのが難しいので…)

小浜島のリュウキュウツバメは、4月には巣立ち雛の存在が確認できました。

会える時期

小浜島でのリュウキュウツバメの観察記録
4月5月6月7月8月9月
10月11月12月1月2月3月
◎:ほぼ毎日会える|○:数日おきに会える|△:数回しか会えない|ー:会えない|ペア:つがいで確認|若:若鳥確認|雛:雛確認|抱:抱卵確認|鳴:声はするけど姿は見えず(1人での調査記録となります。空欄項目は未調査期間。随時更新予定です。)

リュウキュウツバメの図鑑情報

電線にとまる巣立ち雛に給餌するリュウキュウツバメの画像
図鑑情報
種名リュウキュウツバメ
サイズ/体重全長14cm(翼開長約30cm)/約13g
英名Pacific Swallow
分類スズメ目/ツバメ科/ツバメ属
学名Hirundo tahitica
漢字琉球燕
時期留鳥
分布奄美大島以南に局地的に分布。

世界分布は、インド南部、インドネシア、オーストラリア、カンボジア、ソロモン諸島、中華人民共和国、台湾、トンガ、バヌアツ、パプアニューギニア、フィジー、フィリピン、ブルネイ、ベトナム、マレーシア、ミャンマーなど
環境平地の市街地、人家周辺、港、農耕地、河川など
行動繁殖期以外は群れで生活することが多い。

飛翔行動はツバメによく似ていて、一定の場所で羽ばたきと滑翔をまじえて飛んでいる昆虫類を採食する。
特にウシやニワトリの飼育場などに集中し、周辺に多くいるハエをとる。

建物の軒下や橋の下などに泥などで営巣する。
巣の形はツバメの巣と同じような形。
日本では1回に4〜5個の卵を産み、ヒナが巣立った後はツバメと同じように電線などにとまったヒナが親鳥からの給餌を待つ姿を観察できる。

リュウキュウツバメの動画

小浜島の行き方
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