ソリハシシギ

ソリハシシギは、旅鳥として飛来するチドリ目シギ科に分類される鳥類です。

名前の通り、くちばしが上に反っているのが特徴的な鳥さんです。

ソリハシシギの画像

干潟を走るソリハシシギの画像
ソリハシシギは雌雄同色。本州で見られる個体群よりも警戒心が強かったです

ソリハシシギの鳴き声

ソリハシシギは、「ピッピッピッ」「ピリピリピリ」と鳴きます。

5月頃に「プュッルルリイ」とプにアクセントのあるキビタキのさえずりに似た感じで鳴く事もある。

沖縄「小浜島」でのソリハシシギ

小浜島のソリハシシギは、8月に一度だけ観察されました。

オオメダイチドリやキョウジョシギ、キアシシギなど、小浜島で普通に見られるシギ•チドリ類に混じって、2羽程度が飛来していました。

8月に初めて観察されてから、ソリハシシギは小浜島では見られなかったため、小浜島にはあまり立ち寄らないのではと考えられました。(年によって変化する可能性はあります)

会える時期

小浜島でのソリハシシギの観察記録
4月5月6月7月8月9月
10月11月12月1月2月3月
◎:ほぼ毎日会える|○:数日おきに会える|△:数回しか会えない|ー:会えない|ペア:つがいで確認|若:若鳥確認|雛:雛確認|抱:抱卵確認|鳴:声はするけど姿は見えず(1人での調査記録となります。空欄項目は未調査期間。随時更新予定です。)

ソリハシシギの図鑑情報

図鑑情報
種名ソリハシシギ
サイズ/体重全長約23cm(翼開長約58cm)/約79g
英名Terek Sandpiper
分類チドリ目/シギ科/ソリハシシギ属
学名Xenus cinereus
漢字反嘴鷸
時期旅鳥
分布繁殖地:ユーラシア大陸の高緯度地方
越冬地:アフリカ大陸〜インド、東南アジア、オーストラリアの沿岸部
環境干潟、河口、海岸、河川、水田など
行動春は1羽か数羽のことが多い。
秋には数羽から時には数十羽になっていることもある。

潮の引いた干潟などで小走りに動き回り、特にカニを好んでとり、他の甲殻類や昆虫類もとる。

潮が満ちてきて他のシギ類が飛び去ってしまった後でも、残って採食行動をしている事が多い。

ソリハシシギの動画

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