トビ

トビは農耕地など様々な環境で見られるタカ目タカ科の鳥類です。

観光地ではおにぎりなどを人の手から奪い取るくらい環境適応能力が高い鳥さんです。

トビの画像

帆翔するトビの右向きの画像
トビは雌雄同色。メスの方が大きい傾向がある

トビの鳴き声

トビは「ピーヒョロロロ」「ピーッピッピッ」など鳴きます。

沖縄「小浜島」でのトビ

飛翔するトビの正面画像

小浜島のトビは、秋の渡りでごく稀に通過する本州とは違って、珍しい鳥さんです。
越冬記録もありますが、飛来は稀で、小浜島での観察では2024年1月に1度だけ大岳周辺の上空を舞っていました。

どこで出会ってもトビはトビ。

トビらしいクルクルと帆翔する姿は、小浜島で見ると、どこか懐かしさを感じさせる…
そんな印象を受けました。

今回は1月の出会いでしたが、秋の渡りの際に稀に通過する事から、タイミングさえ合えば9月以降に小浜島で会える可能性がある鳥さんだと思います。

会える時期

小浜島でのトビの観察記録
4月5月6月7月8月9月
10月11月12月1月2月3月
◎:ほぼ毎日会える|○:数日おきに会える|△:数回しか会えない|ー:会えない|ペア:つがいで確認|若:若鳥確認|雛:雛確認|抱:抱卵確認|鳴:声はするけど姿は見えず(1人での調査記録となります。空欄項目は未調査期間。随時更新予定です。)

トビの図鑑情報

飛ぶトビの画像
図鑑情報
種名トビ
サイズ/体重オス:全長約59cm(翼開長約162cm)/約1,150g
メス:全長約68.5cm(翼開長約160cm)/約1,240g
メスの方が大きい傾向がある
英名Black Kite
分類タカ目/タカ科/トビ属
学名Milvus migrans
漢字
時期日本全国で留鳥。
南西諸島では稀な冬鳥
分布ユーラシア大陸からアフリカ大陸、オーストラリアにかけて広く分布
環境海岸、河口、干潟、養魚場、湖沼、農耕地、都市部、平地から山地の森林など
行動繁殖期はつがいで行動し、高木の枝上に巣を作る。

非繁殖期は群れで行動し、朝方に集団ねぐらの林から飛び立って採食場へ向かい、屍肉やカエル、昆虫類、ミミズ、人間の捨てた残飯、水産加工場の廃棄物などを食べる。

よく上空を輪を描きながら数羽から数十羽で飛び、地上の食べ物を探す。
カラスによく追いかけられる。

トビの動画

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