カタグロトビは、アフリカやヨーロッパ、パプアニューギニアなどに分布するタカ目タカ科の鳥類です。
石垣島では繁殖記録があり、留鳥として生息しています。
カタグロトビの画像
カタグロトビの鳴き声
カタグロトビは「ピュー ピュー」「ピーォ」などと笛を吹くような声で鳴きます。
他にも「キッ キッ キッ」や速く「チュク チュク…」または「クリーク」などとも鳴きます。
沖縄「小浜島」でのカタグロトビ
小浜島のカタグロトビは、隣の石垣島で留鳥ということもあって、不定期的に島にやってきます。
頻度はまちまちで、数ヶ月に1回といった感じ。
電柱にとまっていたり、木のてっぺんにとまっていたり、農耕地の上空をホバリングしていたりしました。
出会いが不定期、1羽での飛来…の点から、小浜島では繁殖していないと考えられます。
会える時期
小浜島でのカタグロトビの観察記録 | |||||
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4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 |
△ | ? | ? | ? | △ | ? |
10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 |
? | △ | ? | ? | △ | ? |
◎:ほぼ毎日会える|○:数日おきに会える|△:数回しか会えない|ー:会えない|ペア:つがいで確認|若:若鳥確認|雛:雛確認|抱:抱卵確認|鳴:声はするけど姿は見えず(1人での調査記録となります。空欄項目は未調査期間。随時更新予定です。) |
カタグロトビの図鑑情報
図鑑情報 | |
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種名 | カタグロトビ(別名:ハイイロトビ) |
サイズ/体重 | 全長約33cm(翼開長86cm)/約260g |
英名 | Black-winged kite |
分類 | タカ目/タカ科/Elanus属 |
学名 | Elanus caeruleus |
漢字 | 肩黒鳶 |
時期 | 迷鳥(まれに飛来する程度)で、沖縄本島や南西諸島で観察されている。 石垣島では繁殖していて、留鳥。 |
分布 | アフリカからヨーロッパ南部、アラビア半島南部、インド、東南アジア、ニューギニアにかけて分布する。生息地では基本的に留鳥。 |
環境 | 草原や農耕地、開けた林など |
行動 | 食性は動物食で、昆虫類や両生類、小型爬虫類を主食としているが、小型哺乳類や小鳥等を捕食することもある。 よくホバリングを行い、空中の1ヶ所に留まりながら、地上の獲物を探す。 獲物が見つからないと移動し、再びホバリングを行い、電線や電柱にもよくとまる。 |