ギンムクドリ

ギンムクドリは、冬鳥または旅鳥として南西諸島を中心に飛来するスズメ目ムクドリ科の鳥類です。

初めて渡来が確認されたのは、1972年の沖縄県与那国島。

赤いくちばしが特徴的です。

ギンムクドリの画像

ギンムクドリのオス
ギンムクドリのオス
ギンムクドリのメス
ギンムクドリのメス。全体的に茶色っぽい
電線にとまるギンムクドリのオスとメス
ギンムクドリのオス(下)とメス(上)

ギンムクドリの鳴き声

ギンムクドリの地鳴きは「ギュルル」
ムクドリよりも澄んだ声で鳴きます。

鳴き声

沖縄「小浜島」でのギンムクドリ

木の上で行動するギンムクドリ

小浜島のギンムクドリは、冬鳥として飛来し、他のムクドリ類に混じって見られる事も多いです。

ムクドリと一緒に電線にとまっていたり、カラムクドリやムクドリの群れの側にギンムクドリの群れもいたり…1羽だけで見られる事もあります。

小浜島のギンムクドリは11月頃から見られ始めますが、ムクドリやカラムクドリ•ホシムクドリと比べると遭遇頻度は低かったです。

会える時期

小浜島でのギンムクドリの観察記録
4月5月6月7月8月9月
10月11月12月1月2月3月
◎:ほぼ毎日会える|○:数日おきに会える|△:数回しか会えない|ー:会えない|ペア:つがいで確認|若:若鳥確認|雛:雛確認|抱:抱卵確認|鳴:声はするけど姿は見えず(1人での調査記録となります。空欄項目は未調査期間。随時更新予定です。)

ギンムクドリの図鑑情報

図鑑情報
種名ギンムクドリ
サイズ/体重全長約24cm/?
英名Red-billed Starling
分類スズメ目/ムクドリ科/ムクドリ属
学名Spodiopsar sericeus
漢字銀椋鳥
時期数少ない冬鳥または旅鳥
分布東アジアに広く分布
環境市街地や農耕地、芝地、牧場、林など
行動普通はつがいか数羽の小群で行動しているが、近年は増加して100羽以上の群れが見られる事もある。

主に樹上で木の実や昆虫類などを採食するが、牧場などでは地上に降り、くちばしで土を掘り起こして昆虫類をとる。

木のてっぺんにとまる事もある。

ギンムクドリの動画

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