黒島、のどかな沖縄の離島を2時間半で観光してみました!

沖縄の八重山諸島に属する黒島。
上から見ると、ハートの形をしている黒島は「ハートアイランド」と呼ばれています。

黒島の基本情報

人口約200人、牛の数が約3,000頭、周囲約12km!

「のどか」と言う言葉がこれほど似合う島があるなんて…!

今回は、黒島を2時間半で観光してみたので、訪れた観光スポットなどをシェアしていきたいと思います!

黒島への行き方

まずは、黒島への行き方をシェアします。

黒島へは石垣島離島ターミナルから船で行きます。

※石垣島離島ターミナルは、石垣空港から直行バス(カリー観光バス)で30分ほど(乗車代500円)

黒島へ向かう観光船は「八重山観光フェリー」と「安永観光」の2つがあり、出航時間が少しだけ違います。

八重山観光フェリー「黒島航路」
石垣発黒島発
9:4010:20
12:3013:10
17:0017:35
安永観光「黒島航路」
石垣発黒島発
8:008:40
12:55
(竹富経由)
13:50
16:0017:25
!注意点!

※天候によって、運行中止になる場合があります。

※当日の運行状況は、各フェリー会社のホームページでご確認ください。

★八重山観光フェリー公式ホームページ

★安永観光公式ホームページ

※各フェリー会社の黒島発の最終便で石垣島へ帰ると、石垣島から他の離島へ行く船は最終便がすべて出てしまっています!

黒島→石垣島→他の離島への計画をする場合は、13時の便で石垣島に戻る必要があります。

★できるだけ長く黒島を楽しみたい方は、安永観光の8:00発で黒島に向かって、13:50で石垣に戻った方がいいですね。(石垣島で泊まる方なら、最終便で帰っても大丈夫です。)

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黒島を2時間半で観光してみた!

そんなわけで、今回は黒島を2時間半で観光してみたわけなんですが…

当サイトは、野鳥図鑑サイトなんです。
私、当サイトの管理人は小浜島で働きながら、小浜島野鳥図鑑という、このサイトを制作中なんです。

たまに八重山諸島の他の島へ行く機会もあって、小浜島野鳥図鑑の番外編として、八重山諸島の楽しかったところをシェアできたらなぁと、こんな旅行記も綴ってみました。

前述通り、僕は小浜島へ帰る必要があったので…
八重山観光フェリーで黒島へ向かうと9:40発で、乗船時間が大体30分。
到着10:10〜13:10発で黒島への滞在時間は2時間半くらいしかありません。(船は13:10発なので、余裕を持たすなら…大体2時間半の滞在時間となります。)

黒島に着いたら、まずは自転車を借りよう

黒島港にある待合室
黒島港を降りて、すぐ目の前にある待合室
黒島港の待合室の室内、トイレもあります
待合室の中。トイレもあります。

黒島に着くと、まずレンタルサイクルの車がお出迎え。
そのまま車に乗って、レンタルサイクルが借りられるお店まで連れていってくれます。

ゆっくり島じかん島カフェレンタサイクル「ハートらんど」の目印
待合室の先にある島カフェ&レンタサイクル「ハートらんど」の目印。牛の置物。

車に乗らなくても、待合室の先にあるカフェ兼レンタルショップでも、自転車が借りられるので安心です。(レンタサイクルは時間で料金が決まっていて、今回は2時間コースで800円でした。)

黒島はのんびりと歩くのも楽しいだろうなぁと思ったんですが…
2時間半の限られた時間では、絶対に自転車があった方がいいです。

黒島の地形は平坦な道が続いているので、電動自転車じゃなくても、気持ちよく走れました。

自転車を借りて、黒島研究所へ向かう

黒島研究所に向かう途中にあるガジュマルの木、黒島のフォトスポット
黒島研究所へ向かう途中にあるガジュマルの木。フォトスポットです!

今回は黒島にしかないウミガメの研究所「黒島研究所」に向かいます。

途中、広々とした放牧地にポツンと木が生えた「この木なんの木」を感じさせる世界観が広がり、フォトスポットになっているので、パシャリと数枚。

黒島研究所の案内看板
黒島研究所の案内看板。この看板は少し先に進んだところのもので、最初はヤシガニの看板が見えてくるはずです。

そのまままっすぐ道を進んでいくと、黒島研究所の看板があり、そちらに進むと研究所があります。

ウミガメを研究している黒島研究所
ウミガメの研究をしている黒島研究所。ちょっとした博物館になっています。(入館料500円)
黒島研究所に入館するともらえるシール
黒島研究所に入館するともらえるシール
黒島研究所のウミガメの剥製展示
標本などが飾っている部屋と生体展示をしている部屋があります

生き物にも会える黒島研究所

フクロウが見れる覗き窓
黒島研究所で飼育されているリュウキュウアオバズク
覗き窓からは飼育されているリュウキュウアオバズクが!
黒島研究所の屋外で飼育されているウミガメ
屋外展示場では、ウミガメに食べ物をあげることもできました。(食べ物代は200円だったかな)

フクロウやウミガメ以外にも、インドクジャクやヤシガニ、大きなヤドカリ…
色々な生き物が飼育されていました!生き物好きには堪らない場所です!

黒島でお昼ご飯を食べよう

黒島の飲食店「うんどうや」
黒島港→黒島研究所→飲食店→伊古さんばし→黒島港のルート上にある飲食店「うんどうや」さん

今回は、朝に石垣島の離島ターミナルでサータアンダギーを食べただけだったので、黒島でお昼ご飯を食べることにしました。

黒島研究所では思ったよりゆっくりしてしまったので、急いで飲食店を探します。

地図を見て、ルート上にある「うんどうや」へ

黒島の飲食店「うんどうや」のOPENの看板
営業時間が書いてあるのかと思ったら、電話番号でした。シュノーケリングやゲストハウスも兼ねているみたいです。うんどうやさん。
黒島の飲食店「うんどうや」のメニュー
「うんどうや」さんのメニューは、八重山そば700円、ソーキそば900円、アーサそば1,200円、黒島牛カレー1,200円となっています。
黒島の飲食店「うんどうや」の八重山そば700円
うんどうやの八重山そば700円

黒島ののどかな風景と、開放的なテラス席で食べる八重山そばは、とても美味しかったです。(一緒に行った方が言うには、八重山そばと言ったらコレって言うスタンダードなお味だそうです。)

(自然豊かな場所なので、ハエが数匹寄ってきてしまいます。こればかりはどうしようもないので、あまり文句を言わないでくださいね)

この後、全長350mある伊古さんばしも見ようと思ったのですが…
伊古さんばしに行くと、船に間に合わないと判断し、今回は断念。

黒島から石垣島へ向かう船

そのまま港まで帰る事となりました。

帰りも、広々とした風景と木漏れ日のある並木道を通り、広い空、どこまでも続く緑の景色を堪能しました。

人口が約200人しかいない島。
観光客も一度の船で30人いるかいないかって感じ。
要所要所の観光場所では、人もいましたが、自転車で走っている時にはほとんど人とのすれ違いはなし。

凄くのんびりとした静かな時間を過ごすことができました。

黒島はのどかで、のんびりできる島!

人口700人の小浜島も静かだなと思っていましたが、
人口200人の黒島は、よりゆっくりとした時間が流れている島だなぁと。

集落も石垣で囲われている場所が多く、竹富島のような雰囲気が漂っていて…
自転車で走っているだけなのに、こんなに気持ちいいんだなぁって感じさせてくれる島でしたよ!

そういう意味では、2時間半でも十分楽しめる黒島

意外といい感じの黒島観光プランだったかも!?

今回のような気になる場所を1つ目的地にして、そこでゆっくりしながら、ご飯を食べて港へ帰るスタイルが慌ただしくなくて良さげかも。(13時帰りの場合)

黒島観光のデメリットは、八重山観光フェリーだと始発が9:40で着が10:10になってしまうところ。

もう一つの安永観光だと8:00発の8:30着なので、ゆっくり黒島を楽しみたい場合は、安永観光で黒島に向かった方がいいと感じました。(黒島を13:50発で石垣島へ戻れます)

今回の黒島観光コースをおさらい

今回の黒島観光は、港→ガジュマルの木→黒島研究所→うんどうや→港
という2時間半のコースとなりました。

★レンタサイクルで自転車を借りてて、本当に良かったです。

黒島でお昼ご飯を食べなければ、もう少し島を回れたと思いますが…
のどかな景色を自転車で走って、観光スポットを1ヶ所回って、島の雰囲気と島のご飯を味わう。
なんだかとても贅沢な時間を過ごせて、大満足の2時間半!

また来たいと思える島、黒島はそんなところでした。

最後に、黒島の野鳥情報を

黒島港すぐの岩場で子育て中のエリグロアジサシ
子育て中のエリグロアジサシ(左下の岩陰に、口を開けた雛がいます)

最後に、黒島の野鳥情報を(野鳥図鑑サイトなので…)

黒島港に着いて、すぐに視界に飛び込んできた、白い鳥影!
沖縄を代表する鳥「エリグロアジサシ」です!

港からすぐの小さな岩場で子育てしていて…干潮時にはすぐ近くまで寄れちゃう最高の環境!(とは言え、ほどほどの距離感は保ってあげましょう)

黒島の飲食店「うんどうや」の目の前の木にとまったリュウキュウツミ
小さな猛禽類リュウキュウツミ

うんどうやでご飯を食べていると、キィーキィーと鋭い鳴き声が…

そこにはカラスと格闘中のリュウキュウツミがいて…
うんどうやさんの目の前の広場にある木にとまってくれました!

そばを食っている場合じゃねぇ!
急いでカメラに野鳥撮影用のレンズをつけて、店を飛び出し撮影しました。

初めて訪れた黒島で、野鳥スポットなども知らなくて、あまり鳥さんがいないなぁなんて思っていましたが…

野鳥が現れてくれれば、その距離の近さにびっくり!
人口200人程度の島なので、鳥さん達もあまり人を恐れていないように感じました。

黒島は…野鳥と出会うのに最高の島なのかも…と
黒島に浮気しそうな僕がいましたとさ。

ここまで、ありがとうございます!

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

最後に、黒島への行き方を復習しましょう!

黒島へは、石垣島の離島ターミナルから船で向かいます!
詳しくは、この記事の最初にある「黒島への行き方」をご覧ください。

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