オオアジサシ

オオアジサシは、夏鳥として飛来するチドリ目カモメ科の鳥類です。

本州近海などでは定期的に渡来することは無く、稀に見られる程度です。
日本周辺での繁殖地は、尖閣諸島の北小島と小笠原諸島の西之島。

狩猟などにより生息数を減らしていて、環境省のレッドリストでは絶滅危惧種に指定されている。(世界的に見ると、個体数は安定している)

オオアジサシの画像

オオアジサシの夏羽
オオアジサシは雌雄同色。夏羽は頭が黒い。
オオアジサシの冬羽
オオアジサシの冬羽。頭頂部が白くなり、落武者のような見た目
2羽のオオアジサシ
海上に建てられた航路標識でよく見られるオオアジサシ(撮影地:八重山諸島)

オオアジサシの鳴き声

オオアジサシは、飛翔中にしわがれた声で「ギィ」「ゲゲ」「ガガガガ」と鳴きます。
また大声で「ゲーエ」と鳴く事もあります。

群れで飛翔中の鳴き声

沖縄「小浜島」でのオオアジサシ

遠くの海上に立てられた養殖用の棒にとまるオオアジサシ

オオアジサシは、海上の遠くにある養殖用の棒?などにとまっているところを見かける事が多く、小浜島のオオアジサシもそこに違いはありませんでした。

その為、干潮時でも肉眼では豆粒のような大きさでしか見れず、小浜島の海岸も同様です。

小浜島の観察では7月に1度だけ、群れで鳴きかわしながら上空を飛んでいくオオアジサシに会えましたが、それ以降は遠く離れた場所で、たまに姿を見かける程度。

小浜島でオオアジサシに1番会えるのが、小浜島ー石垣島間の船での移動の時でした。
航路にもよりますが、いくつかある航路標識でオオアジサシが休んでいる事が多いです。

船の種類や航路にもよりますが、夏に小浜島に来られる際は、航路にオオアジサシがいないか?ぜひ確認してみてください。もしかすると、珍しい鳥さんもいるかもです。

会える時期

小浜島でのオオアジサシの観察記録
4月5月6月7月8月9月
⚪︎⚪︎⚪︎
10月11月12月1月2月3月
◎:ほぼ毎日会える|○:数日おきに会える|△:数回しか会えない|ー:会えない|ペア:つがいで確認|若:若鳥確認|雛:雛確認|抱:抱卵確認|鳴:声はするけど姿は見えず(1人での調査記録となります。空欄項目は未調査期間。随時更新予定です。)

オオアジサシの図鑑情報

航路標識で休むオオアジサシとエリグロアジサシ
図鑑情報
種名オオアジサシ
サイズ/体重全長約46cm(翼開長約115cm)/約350g
英名Greater Crested Tern
分類チドリ目/カモメ科/アジサシ属
学名Sterna bergii
漢字大鯵刺
時期小笠原諸島や琉球列島に夏鳥として飛来。
繁殖地は、尖閣諸島の北小島と小笠原諸島の西之島。
分布インド洋、西太平洋で見られる。
夏季にアフリカ大陸南西部、ユーラシア大陸南部、オーストラリア、フィリピンなどで繁殖する。
環境海上、海岸、内湾、港。
行動ゆっくりとした羽ばたきで、素早く飛び回る。
魚類を見つけると、急降下してくちばしですくい上げるようにしたり、水中に浅いダイビングをしたりしてとる。ときどき低空飛行もする。
集団繁殖地(コロニー)を形成し、沿岸部の岩礁や砂浜などに、日本では5•6月に1回に1個の卵を巣を作らずに直接産む。
オスとメスで交代で抱卵し、抱卵期間は25-30日。
雛は早成性で孵化してから2日で孵化した場所を離れ、38-40日で飛翔できるようになる。生後2年で性成熟する。

オオアジサシの動画

小浜島の行き方
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