アオジ

アオジは、北海道から本州中部で、留鳥または漂鳥として分布するスズメ目ホオジロ科に分類される鳥類です。

日本で繁殖する亜種アオジの他に、数少ない旅鳥として亜種シベリアアオジが飛来することもあり、成鳥夏羽オスは違いが明確なので特徴を押さえておきたいです。

アオジの画像

茎にとまるシベリアアオジのオスの画像
亜種シベリアアオジのオス。頭から胸付近まで暗緑灰色の羽がはえています(アオジは深みのある緑で喉が黄色)
落ち葉とアオジの画像
アオジの冬羽(雌雄不明…どちらかというとメスっぽい)シベリアアオジのメスは黄色味が薄いのですが、この子は黄色味がある感じ
亜種シベリアアオジについて

亜種シベリアアオジは、ロシアのアルタイ山地より東のウスリー、アムール地方、中国東北部にかけての一帯、朝鮮半島で繁殖し、朝鮮半島、中国東部から南部、台湾などで越冬する。日本にはその渡りの途中で通過する。

アオジの鳴き声

アオジのオスは、「チッチッチー チョチョチョ ピー チチチョー」とゆっくりしたテンポでさえずります。

普段の鳴き声(地鳴き)は、少し濁った強い声で「ツェッ」「ヂッ」と鳴きます。

アオジの地鳴き1(録音場所:小浜島)

アオジの地鳴き2(録音場所:小浜島)

沖縄「小浜島」でのアオジ

地面に立つアオジの画像

小浜島のアオジは、冬羽の姿で見ることが多く、雌雄の判断が難しいです。

そんな中、オスのアオジと遭遇。
本州で会っていたアオジと印象が違うと思ったら…亜種シベリアアオジのオスでした。

シベリアアオジは、アオジの冬羽と思われていた小群に混じっていたので、アオジの冬羽と紹介しているこのページの子たちは、もしかするとシベリアアオジのメスの可能性があるかもです。

アオジ達は茂みの縁で採食行動していることもあり、姿を確認しやすいのですが、それでも基本的には茂った草地に隠れているので、地鳴きが聞こえてこないと存在にも気づきにくかったです。

会える時期

小浜島でのアオジの観察記録
4月5月6月7月8月9月
10月11月12月1月2月3月
◎:ほぼ毎日会える|○:数日おきに会える|△:数回しか会えない|ー:会えない|ペア:つがいで確認|若:若鳥確認|雛:雛確認|抱:抱卵確認|鳴:声はするけど姿は見えず(1人での調査記録となります。空欄項目は未調査期間。随時更新予定です。)

アオジの図鑑情報

図鑑情報
種名アオジ
サイズ/体重全長約16cm(翼開長約22cm)/約18g
英名Black-faced Bunting
分類スズメ目/ホオジロ科/ホオジロ属
学名Emberiza spodocephala
亜種アオジ:E.s.personata
亜種シベリアアオジ:E.s.Spodocephala
漢字青鵐
時期北海道から本州中部:留鳥または漂鳥
本州中部以南:冬鳥(兵庫県では繁殖記録あり)
分布繁殖地:中華人民共和国、ロシア南東部、朝鮮半島北部、日本など
越冬地:中華人民共和国南部、台湾、インドシナ半島、日本など
環境平地から山地の林、林縁、草地、市街地の公園、河川敷、ヨシ原など
行動繁殖期以外は小群で生活するものが多く、薄暗い林道付近や竹藪、灌木の茂み、ヨシ原などに生息する。

繁殖期は林内の低木層で採食したり、林縁や草地などの明るいところにも出て、地上を跳ね歩き、昆虫類、クモ類、草の種子などを採食する。

繁殖期のオスは枝先などにとまってさえずる。

アオジの動画

小浜島の行き方
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